大江山
●あらすじ
「秋風の 音に途絶えて 西川や 雲霧行くなり 大江山かな
」
人皇66代一条天皇の御代、丹波の国大江山に酒呑童子が多くの手下を従え立てこもり、都や里に出没し、女人をさらうなど人々えお苦しめていた。帝は都の武勇の誉れ高い、源頼光ら四天皇に退治するよう命じた。源頼光ら四天皇は山伏修験者に扮し、大江山に向かう。途中、酒呑童子にさらわれた姫に鬼の岩屋へ案内させ、本当の山伏かどうか問答の後、山伏と信じた酒呑童子は源頼光ら四天皇と酒宴を開き、酔ったところを、源頼光ら四天皇に退治される。